「ベンチャー企業に転職したいけど、リスクがありそうで不安」と悩んでいる方必見。
当記事ではベンチャー転職におすすめの転職エージェント・転職サイトや、転職成功へ近づく活用方法もまとめて紹介します。
「優良ベンチャーに転職できる転職サービスはどれ?」
「どんなポイントに気をつけて転職活動を行えばいいの?」
など気になる疑問点や不安点を一気に解決しましょう。
【転職エージェント】と【転職サイト】の違い
どちらも転職活動で活用するサービスですが、大きく異なる点として「転職支援の有無」が挙げられます。
【転職エージェント】はキャリアアドバイザーを通して求人が紹介され、選考~内定に至るまで担当者が転職活動をサポートしてくれるサービス。
【転職サイト】はサイト上に載っている求人情報を自由に閲覧・求人応募できる反面、転職支援はなく一人で転職活動を行うサービスです。
【当記事の監修者情報】
株式会社hitocolor
代表取締役社長 鈴木けんすけ
2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。
「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。
【経歴】
1980年(昭和55年) 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。
【会社HP】
株式会社hitocolor
優良ベンチャー企業を目指せる!転職エージェントの選び方
優良ベンチャー企業への転職を検討しているのであれば、以下の3点を意識して転職エージェントを選んでみましょう。
上手なエージェントの選び方を押さえ、転職成功に繋げてください。
ベンチャー企業との繋がりがある転職エージェント
まず第一に、ベンチャー企業との繋がりを持つエージェントを選ぶのが重要です。
ベンチャー企業は人事担当一人一人が持つ裁量の幅が大きく、パイプを持つエージェントからの推薦は強く影響します。
求職者の魅力を選考書類以外からもアピールできるため、選考通過もしやすくなるでしょう。
またベンチャー企業との繋がりが強いということはそれだけ抱えている求人数も多く、自分にあうキャリアビジョンを描きやすくなります。
アドバイザーが転職市場動向に詳しい転職エージェント
ベンチャー企業の転職市場に精通するキャリアアドバイザーがいることも、転職エージェント選びで大切です。
業界や企業自体にどれだけの将来性や成長度が期待できるのかまで教えてくれるので、自力での転職活動よりも転職後に後悔する可能性を最大限に抑えられます。
特にベンチャー企業やスタートアップ企業はまだできて間もないため、経営上不安定な部分も多く急な事業縮小や最悪の場合倒産になる可能性も。
キャリアを安定的に築いていく為にもベンチャー企業の転職市場をしっかり把握しておくことは必要不可欠です。
転職サポート体制が手厚い転職エージェント
転職エージェントは各社で転職支援が異なるため、自分が必要とするサポートが手厚いところを選ぶことがポイントです。
転職エージェントで多い転職支援は主に以下の5点。
- 履歴書・職務経歴書の応募書類の添削
- 面接対策・模擬面接
- 企業への日程調整
- 給与などの希望条件の交渉代理
- 内定獲得後のサポート(退職手続き支援・入社後のアフターフォロー)
近年は幅広い世代でベンチャー企業を志望する方が増え、競争率も増加傾向にあります。
キャリアアドバイザーから専門的かつ的確なサポートを受けながら選考に進むことで、周りのライバルたちと一歩差をつけることが可能です。
ベンチャー・スタートアップ転職でおすすめの転職エージェント5選
ここからはベンチャー企業・スタートアップ企業への転職を検討している方に、おすすめしたい転職エージェントを5つ紹介します。
どれもベンチャー企業への転職に実用的なエージェントなので、ぜひ活用してください。
リクルートエージェント
(出典:リクルートエージェント公式HP)
「リクルートエージェント」は公開求人・非公開求人と合わせて30万件を超える、業界最大級の転職エージェントです。
その中でもベンチャー企業の求人は公開されているものだけで約7,900件。
求人数が多いほど選択肢も広がるので、自分に合うベンチャー企業がより探しやすいでしょう。
企業との強い繋がりを活かした年収・待遇交渉にも定評があるので、ベンチャー企業への転職において年収面や待遇面での不安がある方も安心して利用できます。
https://www.r-agent.com/
doda
(出典:doda公式HP)
「dodaエージェント」は大手企業・中小企業だけでなく、駆け出しのスタートアップ企業や新鋭ベンチャー企業まで幅広い企業とのパイプを持っている転職エージェントです。
公開求人・非公開求人ともに保有しており、ベンチャー企業の求人は公開分だけで2,600件以上。
またエージェントサービスの他に、企業からのスカウトシステムを取り入れているのも特徴です。
ベンチャー界隈に関してまだあまり知見がない方でも、スキルや経歴を登録するだけで気軽にベンチャー企業とのコネクションをゲットできます。
https://doda.jp/consultant/
パソナキャリア
(出典;パソナキャリア公式HP)
数ある転職エージェントの中でも圧倒的なサポートの手厚さを誇るのが、「パソナキャリア」です。
未経験分野へのチャレンジやスキルを活かしたハイクラス転職まで、幅広い求職者の方から支持を集めているのが特徴。
ベンチャー企業の公開求人数は約680件ほどですが、非公開求人が全体の約80%を占めるため魅力的な求人が隠れている可能性が高いでしょう。
東京や大阪などの都市部だけでなく日本全国各地に幅広い求人情報を抱えているので、地方在住でベンチャー企業への転職を考えている方にもおすすめです。
https://www.pasonacareer.jp/
JACリクルートメント
(出典:JACリクルートメント公式HP)
「JACリクルートメント」は、30代から50代までのミドル層へ向けた求人情報を扱う転職エージェントです。
ハイクラス向けのベンチャー企業求人がメインで、自分のキャリアを高めたい方や年収アップを図りたい方に多く支持されています。
ベンチャーやスタートアップの企業で役員職・管理職などの地位につきたい方は要チェック。
またベンチャー企業の中でもかなり成長度が高く、安定したキャリア形成が期待できるメガベンチャーの求人も扱います。
https://www.jac-recruitment.jp/
ProCommit(プロコミット)
(出典:プロコミット公式HP)
「プロコミット」はメガベンチャーやスタートアップ企業の転職支援に特化しているエージェントです。
数多くのベンチャー企業やスタートアップ企業を支援してきた「プロコミット」の実績をもとに、適切なビジネスモデルを分析して、企業にあった求人を紹介します。
また利用者の履歴書や職務経歴書では判断できないような、転職者の内側をヒアリングし条件と見合った求人のみを教えてくれるのが特徴です。
オーダーメイドの転職支援を行ってくれるので、転職エージェントを初めて利用する方にもおすすめです。
https://www.procommit.co.jp/
スタートアップ・ベンチャー転職でおすすめ転職サイト5選
続いてはスタートアップ企業・ベンチャー企業に強いおすすめの転職サイトをご紹介していきます。
今回ご紹介するのは以下の5つの転職サイトです。
それぞれに特徴や強みがあるので、自分にぴったりの転職サイトを選んでみてください。
ビズリーチ
(出典:ビズリーチ公式HP)
ハイクラス向けのベンチャー求人が多く揃っている転職サイトが「ビズリーチ」です。
登録しておいたスキル・経歴が目に留まれば、ベンチャー企業の採用担当や上層部から直接メッセージを受けとれるスカウト制度を採用しています。
有料プランに登録すれば、さらに質の高いスカウトを受けることも可能です。
直接企業側の重役とコンタクトが取れるのでスピーディーに転職活動を進めたいという方にはぴったりでしょう。
ベンチャー企業の公開求人数は現時点で6,000件超えで、質の高いベンチャー企業・知名度の高いベンチャー企業の求人が知りたい方には特におすすめです。
https://www.bizreach.jp/
リクルートダイレクトスカウト
(出典:リクルートダイレクトスカウト公式HP)
リクルートの運営する転職サイトの中でも、ハイクラス層向けの求人に特化しているのが「リクルートダイレクトスカウト」です。
優れたスカウト機能に定評があり、事前に情報を登録しておくだけで優良ベンチャー企業とのコネクトが期待できます。
ベンチャー企業の求人情報は約5,600件とかなり多く、サイト登録後に開示される非公開求人も多数保有。
選択肢を増やして迅速な転職活動をしたい方は、リクルートダイレクトスカウトがおすすめです。
https://directscout.recruit.co.jp/
リクナビネクスト
(出典:リクナビNEXT公式HP)
「リクナビネクスト」は、トップクラスの知名度を誇るリクルート運営の転職サイトです。
ベンチャー企業の求人数は約3,700件も取り扱い中には業界・職種未経験歓迎の求人も多いため、これまでのスキルや経験値に自信がない方でも安心して利用できます。
また掲載求人情報の80%以上が独占求人となっているのもポイント。
リクナビネクストでしか出会うことのできないスタートアップ・ベンチャー企業の求人情報も豊富なので、自分にあった企業が探しやすくなり転職活動の可能性もグンと広がります。
https://next.rikunabi.com/
マイナビ転職
(出典:マイナビ転職公式HP)
サービス利用者の約60%が35歳以下の若年層の「マイナビ転職」は、大手人材会社マイナビが運営している若者向けの転職サイトです。
業界最多の379種にも及ぶ職種の求人が取り扱われており、現時点で登録者数は600万人以上。
ベンチャー企業の求人も業界・職種問わず豊富で、約390件の求人がサイト内に掲載されています。
そのほかにも大型の転職フェアやイベントなどを全国各地で多数開催しており、初めてのベンチャー企業転職でも安心できるサービスが揃っているのもポイントです。
https://tenshoku.mynavi.jp/
Wantedly
(出典:Wantedly公式HP)
他社転職サイトとは一線を画した新しい転職支援サービスとして人気を集めているのが「Wantedly」です。
ベンチャー企業をメインに取り扱い、まだ世に出て間もないスタートアップの企業が豊富に集まっています。
ほかの転職サイトとは求人応募方法が少し異なり、Wantedlyでは企業ごとに設けられたページから直接コンタクトをとって話を聞きに行く方法が主な使い方です。
求人情報には採用条件や年収など細かいことは書かれておらず、自分で連絡をとって採用・雇用に関する話を進めていきます。
決まった役職として募集をかけている企業もあればオープンポジションとして新しい人材を幅広く募集している企業もあるので、柔軟な転職活動をしたい方におすすめです。
https://www.wantedly.com/
ベンチャー転職に強いおすすめ転職エージェント<年齢別>
ここからはベンチャー企業の転職に強いおすすめ転職エージェントを年齢別に見ていきましょう。
20代と30代でそれぞれ使いやすいおすすめの転職エーエントをピックアップしたので、是非参考にしてください。
20代におすすめのベンチャー向け転職エージェント
(出典:アーシャルデザイン公式HP)
20代におすすめのベンチャー転職エージェントは「アーシャルデザイン」です。
20代転職に特化しており、未経験歓迎や第二新卒歓迎の掲載求人が豊富に掲載されています。
転職経験がない方やスキルや経歴に自信のない若年層でも、業界に精通したプロが業界知識や転職市場の動向などを逐一教えてくれるため安心して転職活動を進めることができます。
企業の内部事情も細かくリサーチしているため、入社後のミスマッチを防げるような体制を整えているのが特徴です。
https://www.a-cial.com/lp-career/
30代におすすめのベンチャー転職エージェント
(出典:リクルートエージェント公式HP)
30代におすすめのベンチャー転職エージェントは「リクルートエージェント」です。
30代で転職をするならできるだけ長くキャリアを形成できるミスのない企業選びが重要なため、転職活動において選択肢を広げることがポイント。
公開分だけで約7,900件と業界内でもトップクラスのベンチャー企業求人を誇るリクルートエージェントであれば、自分の可能性や選択肢を大きく広げることができるでしょう。
https://www.r-agent.com/
ベンチャー転職には転職エージェントがおすすめ!3つの理由
ベンチャー企業への転職に転職エージェントの利用がおすすめなのにはいくつかの理由があります。
今回はその中でも特に大きなメリットとして挙げられる3つの理由を紹介。
ベンチャー企業への転職における1つの方法として本当に利用価値があるのか、ぜひ確認してみてください。
非公開求人へ応募ができる
有名企業や高待遇な求人が多く隠れている非公開求人への応募は、転職エージェントを利用している方のみ可能です。
ベンチャー企業は社員一人一人の裁量が大きく重要プロジェクトなど秘密裏に進めたい案件の募集も多いため、非公開求人として出している場合があります。
公開求人にプラスして非公開求人からも選択肢が増えるため、自分にあった企業や職種を見つけやすく結果的に効率的な転職活動へ繋がります。
特に即戦力を求めるベンチャー企業では非公開で求人募集を行なっていることも多いため、非公開求人は注目しておきたいポイントです。
企業の内部情報が転職前に知れる
ベンチャー企業の内部情報を事前にリサーチできるのも、転職エージェントがおすすめの理由の1つ。
ベンチャー企業は企業内の制度や仕組みにおいて、まだまだ発展途上なことが多いです。
その場合によく見られるのが、度重なる残業による長時間労働や休日出勤のハードワーク。
いくらやりがいがあってもワークライフバランスがしっかり取れない働き方は、今後長きに渡って働き続けるビジョンが見えません。
より良い環境で新しいキャリア形成を図るためにも、内部情報や社風を事前に把握し入社後のミスマッチも最低限まで減らすのはとても重要です。
プロのサポートで選考突破率を上げられる
転職支援のプロであるキャリアアドバイザーから入念なサポートを受け、一人での転職活動より選考突破率を上げられるのも転職エージェントのメリットです。
ベンチャー企業はブランド志向や安定志向を嫌う若者を中心に人気なため、特に30代以上の方がその中で戦い残るにはそれらを凌ぐ魅力を採用側へ伝えることが必要不可欠です。
また企業がどんな人材を求めているのかを把握しておくことも大切ですが、これを1人で調査するのは困難を極めます。
しかしベンチャー企業に詳しいアドバイザーがいれば、これらの情報を把握したうえで応募書類に活かせたり面接に有利なアドバイスをもらえるため選考突破率が上げられます。
ベンチャー向け転職エージェントを賢く使う活用術
ここではベンチャー向け転職エージェントを賢く使うための活用術についてご紹介していきます。
ベンチャーへの転職に転職エージェントの利用を検討している方は、是非参考にしてください。
転職エージェントは「複数利用」
ベンチャー企業への転職で転職エージェントを利用する際は、複数のエージェントを駆使することが重要です。
ベンチャー企業の多くはまだ設立されて間もないため、沢山の転職エージェントやサイトに求人掲載をする金銭的な余裕がありません。
複数のエージェントに登録することで他のエージェントに掲載されている求人が網羅できるため、結果的に多くのベンチャー求人に出会うことが可能です。
アドバイザーに疑問を感じたら「担当者変更」で対応
担当のアドバイザーに疑問や不安を感じたら、悩まずに担当者変更を申請しましょう。
転職エージェントでは求職者1人1人にそれぞれ専任のアドバイザーがつき、転職活動におけるサポートを全般的に行なってもらいます。
転職エージェントにおいて転職活動を成功と失敗に分けるのはアドバイザーと言っても過言ではないため、少しでも相性が合わないと感じたら速やかに担当者変更を申し出ましょう。
「転職サイト」と併用
転職エージェントだけでなく転職サイトも併用することで、より迅速かつ効率の良い転職活動ができるようになります。
近年ではダイレクトリクルーティングという新しい採用手段が注目を浴びており、求職者と直接コンタクトをとろうとする企業も少なくありません。
転職サイトだけに掲載しているベンチャー企業も少なくないため、転職サイトも利用することで選択肢を最大限まで広げることが可能です。
「転職への熱意」をアドバイザーへ見せる
転職エージェントを利用する場合は、自分の転職活動への意欲と情熱をしっかりとアドバイザーへアピールすることが大切。
以下は転職意欲アピールの一例です。
- 転職希望時期はできるだけ早く転職したい旨を伝え、3ヶ月以内の最短日程を伝える。
- 担当アドバイザーとこまめな連絡を心がけ、最低でも2週間以上の日を空けない。
転職エージェント側は求職者の採用が決まることで企業側から報酬を受ける仕組みのため、転職意欲の高い人を優先的にサポートする傾向があります。
ベンチャー企業は人気が高まっているため、ライバルより優先的に求人紹介のサポートを受けたいものです。
ベンチャー向け転職エージェントを利用する流れ
転職エージェントを利用する際の具体的な流れを8ステップに分けて紹介します。
- 転職エージェントへの登録する
- 担当アドバイザーと面談を行う
- 求人紹介を受ける
- 履歴書や職務経歴書の添削アドバイスを受ける
- 企業へ応募する
- 面接対策を受ける
- 企業と面接を行う・条件交渉
- 内定獲得・退職サポートを受ける
転職エージェントは基本、登録~内定獲得までの全てが無料で利用できます。
また内定獲得できるまで③~⑦のサポートは繰り返し受けられるので安心してください。
①転職エージェントへの登録する
気になる転職エージェントの公式HPから会員登録の手続きを行います。
後に紹介される求人に影響するため、希望記入欄は詳しく記載しましょう。
また登録の際は必ず「転職エージェントサービス」であることを確認してください。
中には「パソナキャリア」と「パソナ」のように似た名前で、「転職エージェントサービス」「人材派遣サービス」と違うサービスである場合もあるため注意しましょう。
転職エージェントの登録手続きをサイト上で済ませると、通常1週間以内に電話かメールで面談日程について連絡が来ます。
②担当アドバイザーと面談を行う
面談方法は転職エージェントにより異なりますが、現在は世界情勢的にもオンライン面談となる場合が多いです。
通常でも遠方の方はその旨を伝えればオンライン面談を受けることが可能なので安心してください。
面談は以下の点にスポットを当てられるため、事前に準備しておくとスムーズです。
- これまでのキャリア・スキルの確認
- 希望転職先の確認
- 希望転職時期の確認
- 希望年収の確認
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- どのような転職先が紹介できるか
- 面談後2~3週間の空いている日程の確認
上記以外にも転職するにあたって悩んでいることを相談することが可能です。
転職を後悔しないためにも、疑問に思うことや聞きたいことは何でも担当アドバイザーへ伝えましょう。
③求人紹介を受ける
面談日当日やその後も継続して、①または②で得た情報から担当アドバイザーがマッチする求人紹介をしてくれます。
ベンチャー企業+希望職種を指定していると、一度に5~10件ほどの求人紹介となるでしょう。
紹介された求人全てに応募する必要はないため、求人内容はしっかり吟味してください。
④履歴書や職務経歴書の添削アドバイスを受ける
応募企業を決めて企業へ送る履歴書や職務経歴書の選考書類作成段階へ入ると、アドバイザーが添削アドバイスをくれます。
添削アドバイスをもらう方法も、現在はオンラインの転職エージェントが多いです。
通常だと対面で行われることもあるので、対面でのアドバイスを希望する方は一度相談してみるといいでしょう。
⑤企業へ応募する
選考書類が完成したら、企業へ「推薦状」と一緒に送付されます。
推薦状とは、求職者の魅力・PRポイント・推薦理由がアドバイザー目線で書かれた書類です。
特にベンチャー企業と日頃繋がりがある転職エージェントからの推薦状だと、採用担当者への説得力が上がるため選考通過率も上げられます。
⑥面接対策を受ける
ベンチャー企業が現在求めている人物像と、求職者の自己PRポイントと絡めた多角的なアドバイスをアドバイザーから受けられます。
ベンチャー企業はできて間もない企業が多く世に情報が出回ることがほとんどないため、一人では情報収集が困難です。
しかし転職エージェントを駆使することで、ベンチャー企業の採用担当者の心に留まりやすい自己PRへと仕上げられるでしょう。
⑦企業と面接を行う・条件交渉
企業との面接日程の調整は担当アドバイザーが行ってくれるため、希望日は事前に伝えておきましょう。
面接に落ちた場合でも多くの転職エージェントは面接のフィードバックをくれるため、次のベンチャー企業面接へと活かすことが可能です。
条件交渉はアドバイザーが求職者の給与や入社日などの希望条件を、企業側へ交渉してくれるサポートです。
条件交渉のタイミングは転職エージェントにより異なるため、希望がある方はなるべく早い段階でアドバイザーへ伝えておきましょう。
⑧内定獲得・退職サポートを受ける
内定獲得後もスムーズに転職できるよう、現職を円満退職できる方法などのノウハウを提供してくれます。
また入社後に面接で聞いていた条件と違ったなどのトラブルがあった場合も、アフターフォローとして転職エージェントが対応してくれるため安心です。
ベンチャー転職に活用したいその他のサービス
ベンチャー企業への転職活動において不安点や疑問点などがある場合、事前に見ておくとためになるサービスをいくつか紹介します。
気になるサービスがあれば是非確認してください。
転職会議
(出典:転職会議)
転職会議は登録型のインターネット掲示板で、現在勤めている社員・過去に勤めていた社員からの口コミをチェック可能です。
求人情報だけでは把握できない、リアルな社内の雰囲気・待遇・労働環境などが確認できます。
書き込みは誰でもできるわけではないため一定以上の信憑性・信頼性があり、これからのベンチャー企業への転職活動で大いに役に立ってくれるでしょう。
OpenWork
(出典:OpenWork)
OpenWorkは16万社以上の企業に関する社員・元社員の口コミを掲載している就職情報サイトで、投稿されている口コミ数は1,070万件以上にも及びます。
また掲示板としてだけでなく求人サイトとしての機能も持ち合わせているため、口コミと照らし合わせながら気になった求人にそのまま応募することも可能です。
企業研究はもちろん、事前の内部情報収集にも活用ができるでしょう。
PreVenture
(出典:PreVenture)
PreVentureはベンチャー企業に特化したタイプのキャリア診断サービスです。
これまでのベンチャー企業志望者の膨大なデータをもとに、労働心理学を応用した高精度の適正チェックを行うことができます。
200社を超えるベンチャー企業が提携しており、自分自身の性格・スキル・経歴・適性などからぴったりの企業をピックアップが可能です。
希望する場合には別途適正結果をもとにしたキャリアカウンセリングも受けられます。
「どうやって企業選びをしたらいいのか分からない」という方には特におすすめのサービスです。
THE STARTUP
(出典:THE STARTUP)
THE STARTUPは2011年にスタートしたテック系ウェブメディアです。
ベンチャー企業やスタートアップ企業を中心に、独自の目線から業界内の様々な情報をアップしています。
ベンチャー企業への転職に際して、業界全体の情報をまとめて収集したいという時に活躍してくれるでしょう。
ベンチャー企業へ転職してよかったこと・魅力
ベンチャー企業の特徴から、その魅力や転職してよかったことを以下で紹介します。
まだベンチャー企業の魅力にいまいちピンと来ていない方は、ぜひ確認してください。
成長の機会が多くなった
ベンチャー企業は一人あたりの仕事量が多く常に新しい知識・知見を吸収することが求められるため、スキルアップの機会に恵まれています。
また成果を出せば出すほど、重要プロジェクトへの参画や昇進のチャンスも多くなります。
自分自身の成長が社内ポジションへダイレクトに影響するため、成長意欲も高くなりやすいでしょう。
仕事にやりがいを持てるようになった
ベンチャー企業は発展途上であるため、「担当業務に変化がある」「一人一人に任される担当業務の範囲広い」といった理由から仕事にやりがいが持ちやすくなります。
ある程度規模がある会社だと業務範囲が一人一人決まっているため仕事がルーティン化しがちなため、刺激を持って仕事に取り組みたい方にはピッタリな職場でしょう。
経営者の考え方やノウハウを学べるようになった
ベンチャー企業は経営者との距離が近いため、働きながら経営者の考え方やノウハウを学べる機会が大企業や中小企業と比べて多いです。
将来独立を考えている方・自分が疑問に感じたことや提案をダイレクトに社長へ聞きたい方は、まさにピッタリな職場でしょう。
人間関係が良くなった
ベンチャー企業は、社員同士で良好な関係が築きやすいです。
その背景には、ベンチャー企業が組織規模がまだ小さく一人一人が協力し合う業務環境がであることが大きく影響しています。
また大企業や中小企業とは違って部署間同士の壁が薄くコミュニケーションが図りやすいことも、良好な人間関係を築ける理由です。
ベンチャー転職・スタートアップ転職に関するQ&A
ここからはベンチャー企業やスタートアップ企業への転職に関する疑問や不安に、Q&A形式で答えていきます。
気になる疑問があれば是非チェックしてください。
ITベンチャー転職におすすめの転職エージェントは?
ITベンチャーへの転職を検討しているのであれば、IT業界に特化した転職エージェント「Geekly」「レバテックキャリア」がおすすめ。
総合型のエージェントでもITベンチャーの求人はあります。
しかしIT業界は他の業界に比べて専門性が高い職種のため、業界に精通したアドバイザーにサポートしてもらえる特化型の転職エージェントがぴったり。
参考までにGeeklyのIT系ベンチャー求人数は約850件、レバテックキャリアのIT系ベンチャー求人数は約330件です。
非公開求人も保有しているので、登録することでさらに選択肢は増やせるでしょう。
ベンチャー転職相談だけでも転職エージェントを利用できる?
実際に転職するかしないはさておき、とりあえず相談だけしたいという場合でも転職エージェントの利用は可能です。
「転職に最適な時期だけ知っておきたい」「迷っているけれど話だけ聞いてみたい」という理由で転職エージェントに登録をする利用者も実際にいます。
面談で自分に向いてなさそうな求人紹介を受けたとしても、応募は断って大丈夫です。
もちろん費用がかかることはないため、迷っている場合は一度登録してみてはいかがでしょうか。
ベンチャー企業向けの転職エージェントにアプリある?
アプリでも利用ができる転職サイトとエージェントは以下の通りです。
- マイナビ転職
- エン転職
- リクナビネクスト
- とらばーゆ
- はたらいく
- 転職ナビ
- キャリトレ
- ビズリーチ
- Wantedly
アプリでの転職活動は効率的に進ませることが可能なので、気になる方は要チェックです。
ベンチャー企業へ転職するための探し方は他にある?
転職サイト・転職エージェント以外にも、ベンチャー企業のホームページから直接コンタクトを取る方法があります。
ベンチャー企業は金銭的に余裕のある会社が少ないため、場合によっては会社のホームページ上でのみリクルート情報を出しているということも少なくありません。
もし採用活動中の記載がなかったとしても、どうしても入りたいという企業があるのなら思い切って問い合わせてみるのも良いでしょう。
ベンチャー企業への転職に注意点はある?
ベンチャー企業への転職において注意しておきたいポイントは、「自分の求めているベンチャー企業はどういった会社か明確にしておくこと」です。
ベンチャー企業と一口にいっても、会社によって会社の風土・企業規模など様々。
転職で求めているものが何なのかを明確にしておくことは、転職後のミスマッチ・短期離職を防ぐための有効な手段でしょう。
またベンチャー企業は自由度や独自性の高さが評価されている反面、大手企業と異なり将来的にみるとまだまだ不安定な部分が目立ちます。
激しい競争により、10年間の生存率はなんと5%以下とも言われているほどです。
自分の興味がある仕事に就くのは大事ですがある程度のリスクマネジメントは自分の中で確立しておいた方が安心でしょう。
選択肢を広げてぴったりのベンチャー企業へ転職しよう!
独創的で革新的なビジネスを展開しているベンチャー企業やスタートアップ企業は、これからの将来性や成長度が大きく期待されています。
ブランド志向や安定志向にこだわることなく自分らしい働き方をしたい方にはぴったりですが、情報収集が困難なため一人の転職活動は頓挫してしまう可能性も。
ベンチャー企業向けの転職エージェントを利用することで、可能性を最大限に広げられより自分に合った新しい道が発見できるでしょう。
【当記事の執筆・運営者】
当メディアは、求人広告代理業・人材関連サービスを展開する株式会社hitocolorが執筆・運営しています。
株式会社hitocolorは、厚生労働省【有料職業紹介事業許可】【労働者派遣事業許可】取得企業です。
転職・人材分野の豊富な実績と知識を持つ弊社が、転職を考える皆様に有益で正確な情報をお届けしてまいります。
運営会社 | 株式会社hitocolor |
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設立 | 2016年4月12日 |
代表取締役 | 鈴木けんすけ |
本社所在地 | 〒105-0003 東京都港区西新橋2-39-8 鈴丸ビル7階 |
支社所在地 | 高知支社 〒781-5232 高知県香南市野市町西野2217-1 |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | 求人広告代理店事業 有料職業紹介事業 自社メディア・コンテンツ運営 |
許認可番号 | 【有料職業紹介事業許可番号】13-ユ-310482 【労働者派遣事業許可番号】派 13-314487 【プライバシーマーク登録番号】第21004576(01)号 |
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