看護師転職サイトは使わない方がいい?デメリットと後悔しない転職活動の方法

看護師が「転職サイトを使わない方がいい」のは事実?後悔しない転職活動の手段と選び方

「看護師は紹介会社を使わない方が転職に有利なの?」
「看護師転職サイトは闇とか、デメリットがあると聞くけど?」

このような転職のお悩みを抱えている看護師も多いでしょう。
結論から申し上げますと、以下に当てはまる方は転職サイトを使わないほうが良いといえます。

【転職サイトを使わない方がいい看護師の特徴】

  • 特定の職場を希望している
    ┗知人紹介や直接応募がおすすめ
  • 希望勤務地が極端に狭く局地的
    ハロワークや直接応募が有効
  • 長期(半年以上)で転職活動したい
    ┗直接応募やナースセンター・ハロワークを検討

一方上記に当てはまらない看護師の方は、転職サイトを使ったほうが有利に転職活動ができます

この記事では看護師転職サイトのメリット・デメリットを言及し、使うべき人を徹底解説します。

噂に惑わされず看護師転職に有効な手段を様々な角度から検討し、転職活動を成功させましょう。

看護師におすすめの転職サイトTOP3

看護roo!

【総合評価】
★★★★★
【求人数】
約36,119件
  • 看護師から人気No1の転職サイト
  • 面接対策などのサポート体制が利用者からも高評価
  • 質の高いサポートを求める人におすすめ

レバウェル看護

【総合評価】
★★★★★
【求人数】
約146,117件
  • 業界トップクラスの求人数を保有
  • レバウェル看護で転職して実際に働いている人の声が聞ける
  • とにかく求人を比較したい人におすすめ

マイナビ看護師

【総合評価】
★★★★☆
【求人数】
約55,054件
  • マイナビ看護師だけの独占求人を多数保有
  • 大手人材会社のマイナビが運営していてサポート力が抜群
  • 初めての転職や不安がある人におすすめ

【当記事の執筆・運営者】

当メディアは、求人広告代理業・人材関連サービスを展開する株式会社hitocolorが執筆・運営しています。

株式会社hitocolorは、厚生労働省【有料職業紹介事業許可労働者派遣事業許可】取得企業です。

転職・人材分野の豊富な実績と知識を持つ弊社が、転職を考える皆様に有益で正確な情報をお届けしてまいります。

 

【この記事の監修者】

監修者:鈴木けんすけさん

株式会社hitocolor
代表取締役社長  鈴木けんすけ

2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。

「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。

【経歴】

1980年(昭和55年) 神奈川県出身
2000年4月 株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月 個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月 KDDI株式会社に入社
2016年9月 株式会社hitocolorに参画
2017年6月 同、執行役員に就任
2018年4月 同、取締役に就任
2019年4月 同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。

>>監修者詳細ページはこちら


【会社HP】
株式会社hitocolor

「看護師転職サイトは使わない方がいい」は誤解

看護師転職サイトを利用すべきかどうかは人それぞれ違うため、一概に使わない方がいいとは言えません

残念ながら悪い評判やデメリットがあるのも事実ですが、実際にはどの手段にもデメリットが存在しているものです。

偏った見方で看護師転職サイトを安易に「使わない」と決めてしまうと、以下のリスクがあります。

  • 転職先の選択肢が減ってしまう
  • 生の情報を収集する機会を失う
  • 転職活動のフィードバックを貰えない

看護師転職サイトは使い手である看護師がどのような目的・条件等で転職したいのかによって、使うべきかどうかも変わります。

看護師転職サイトはマイナス面だけでなく全ての要素を天秤にかけ、納得した上で活用して下さい。

看護師転職サイトは使わない方がいいと言われる原因【口コミ体験談】

使わない方がいい・使うと不利になると看護師転職サイトが言われる原因は、4つのケースに分けられます。

要因を1つずつ見ていきましょう。

①エージェントのサポートが物足りない

1つ目の原因は「連絡がしつこい」という声や「サポートが物足りない」という声が存在するためです。

転職サイトのサービスは以下のように「エージェント型」と「求人情報サイト型」の2種類に分けられますが、理解しないまま登録してしまうとこのような不満を抱きやすいです。

【看護師転職サイトの種類】

  • エージェント型:サポート付き、コンサルタント経由で応募
  • 求人情報サイト型:サポートなし、自分で直接求人応募

上記2種類の決定的な違いは、転職アドバイザーによる転職活動のサポートの有無です。

エージェント型は一定期間アドバイザーと相談しながら二人三脚で転職活動を進られる一方、求人情報サイト型はアドバイザーが付かない分無期限で自由に転職活動を行えます。

ひとりで転職活動をしたい方は求人情報サイト型を、手厚いサポートを期待する方はエージェント型を選ぶ必要があります。

Wさん(30代・女性・静岡県)評価:★☆☆☆☆1

求人情報が見たくて登録したのに、電話が沢山かかってきた。しつこいし、他人に相談したいとか思ったことない。電話なしでいい。沢山かかってくるから、電話に出て文句言ってやった。即退会。個人情報だけ取られて損したわ。看護師の人は気をつけた方がいいよ。

Fさん(40代・女性・大阪府)評価:★★☆☆☆2

下の子の手が離れたので、仕事復帰したくて登録してみたところビックリ。転職相談のサービスがなかった。ブランクもあって不安だったので、結局別なサイトに登録しました。

アドバイス
サービスの違いが分かれば、口コミの感想のようなミスマッチを防げます。
「思い描いた転職活動と違った…」という事態にならないよう、サービス内容は登録前に確認しておくと良いでしょう。

②転職を強引にすすめられる・担当者とのトラブル

悪質なコンサルタントに当たってしまうと、転職を急かされたり強引に選考に進められることもあるようです。

こうしたトラブルが起こる理由としては、成功報酬制である転職サイトのビジネスモデルが原因になっているといえます。

転職サイトは依頼主である病院や施設の代わりに、転職希望者を探し面接へと繋げます。
無事採用が決まると、病院や施設は成功報酬として転職サイトに手数料を支払う仕組みです。

上記の仕組みから、利益重視のコンサルタントが個人営業実績を優先してしまうと起こると考えられます。

アドバイス
殆どの転職コンサルタントは、求職者の温度感や意思を汲んでくれますので過度な心配は不要です。

悪質なコンサルタントに当たってしまった場合は、担当者の変更をすることをオススメします。

企業がサイトに支払う手数料(仲介料)について

看護師転職サイトに事業所が支払う手数料は、採用が決まった方の年収によって変わります。
施設・病院側は、年収の20%~30%の手数料を支払っているケースが多いです。

転職サイト経由で採用活動をする企業側のメリットは、採用活動の一部を委託することで採用コスト削減に繋げられること。
求人広告の場合お金をかけて掲載しても応募に繋がらなければ費用が無駄になることもあるので、
一方看護師転職サイトなら採用を決めるまで費用は発生しませんし、

看護師転職サイトは求職者と同じで、実は採用側にとっても一長一短のある手段なのです。

③エージェント電話連絡がしつこい

エージェントタイプの看護師転職サイトは、しつこく連絡がかかってくるケースもあるようです。

口コミのようなマイナス意見が上がる原因は、主に2つ挙げられます。

  • 面談・先方との面接日程調整
  • ノルマの影響

ノルマ重視の連絡以外は、正直致し方ない部分があるのも事実です。
優良求人は応募打ち切りが早かったり、面接日程が決まらないと採用担当者や他の候補者へ迷惑がかかります。

尚多くの看護師転職サイトでは、ライフスタイルや要望を汲んで連絡してくれますので誤解しないようにしましょう。

Rさん(20代・女性・愛知県)評価:★★★☆☆3

転職するか迷ってる段階で登録したら、すごいペースで話が進んで怖くなって退会してしまいました。転職先を選ぶよりも、ゆっくり考えたいだけだった私には向かなかったかも。

でも担当してくれた人が親身でいい人だったので、どちらかと言えば気持ちが転職で固まってきてるなら使うべきだと思いました。

Kさん(20代・男性・福岡県)評価:★★☆☆☆2

紹介してくれる求人はよかったが、連絡関係で正直不満が残った。
在職中のため勤務中はメールを見られないと伝えていたのに「メール見ましたか?」と数時間で電話がかかってきて煩わしかった。

「電話しないでほしい、何故電話するのか」と質問したところ「人気の求人はすぐに応募しないと打ち切られてしまうから」と言われた。
とはいえ電話をもらっても出られないし、それは承知の上なので…と言い切ったら、本当に必要な時だけ電話をくれるようになった。
言質とりたかったのかもしれないが、仕事柄を知っているのだからもう少し配慮してほしかった。

アドバイス
3つのマイナス意見共通のポイントは、「スピード感」。
看護師転職サイトは先方へ早く優秀な人材を紹介したいと考えており、たっぷり半年以上の時間をかけて転職活動をしたい人には不向きでしょう。

④事前に聞いていた職場環境・条件と違った

職場環境や条件など認識違いや、伝達ミスがあったとのマイナス意見も見られます。

Sさん(30代・女性・北海道)評価:★☆☆☆☆1
残業が少ないと聞いていたのに、転職してみたら残業が多かった。
その上長年勤めてる上司からは、給料も横ばいが基本と言われて驚愕。年収上げたくて転職したのに…。
事前に聞いていた話と違うし、正直失敗したな~と思った。

Gさん(20代・男性・東京都)評価:★★☆☆☆2
キャリアコンサルタントから聞いてた職場の環境とかけ離れていることを面接で知った。
先方から面接で確認されたので何事もなかったが、裏切られた気分。

考えられる原因は、仕事の雑な転職コンサルタントや情報の伝達ミスなど。
質の低い看護師転職サイトを使うと転職後のリスクが否めないため、信頼できる転職サイト選びが非常に重要です。

アドバイス
情報の伝達ミスは当然ながら転職サイト側が悪いですが、転職後に後悔しないために重要な事項は確認しておくと良いでしょう。

面接時に先方へ直接質問したり、ナースに特化した口コミサイトを使うのもオススメです。

看護師転職サイトを使う5つのメリット

看護師転職サイトならではのメリットは、以下の5点です。

尚、解説するメリットは転職コンサルタントの支援付きサービス限定です。

転職のプロに相談できる

多くの転職サイトでは、コンサルタントの支援が付くエージェントサービスが導入されています。
転職活動は方針次第で進め方~結果まで全て変わってしまうため、誰に転職相談するかが非常に重要です。

転職のプロであるコンサルタントへの相談では、転職市場の動向を踏まえ具体的なアドバイスが貰えます。

また将来の方向性に迷っている段階であれば、担当者と経歴・実績のキャリア棚卸をするのも有力策です。

身近な知人とは違う第三者目線の助言を得られる分、視野を広く持って転職活動に臨めるでしょう。

希望に沿って案件を紹介してもらえる(公開・非公開求人)

転職サイトでは希望条件や転職動機を総合的に判断し、求人を紹介して貰えます。
コンサルタントから求人紹介を受けるメリットは主に3つ。

  • 非公開求人を含めた提案
  • 情報収集
  • 精度の高いマッチング

非公開求人は応募が殺到してしまう人気事業所や好待遇求人であることを理由に、敢えて公開されていないレアな求人を指します。

転職コンサルタントによる求人紹介ならではのメリットであり醍醐味です。

また求人票では分からない募集背景・内部事情を事前に聞けるケースも多く、職場に人柄・雰囲気が合うかどうかも踏まえた提案をしてくれます。

転職後のミスマッチを防ぐためにも、積極的に活用すると良いでしょう。

履歴書添削・面接対策のサポートがある

多くの転職サイトにて、サポートには履歴書・職務経歴書の添削や面接対策が含まれています。

転職コンサルタントと面談の際、行き詰まりやすい自己PRや職務経歴書の書き方について具体的なアドバイスが貰えます。

応募書類のクオリティがぐっと高まり、書類選考通過率アップが目指せるでしょう。

また面接を想定した指導を受けられれば、面接が苦手な方も自信を持って本番に臨めます。

残念ながら不採用となった場合も、理由や原因を担当者から共有して貰えるのも大きなメリット。
改善点をすぐに修正できるため、次の面接では更に良い状態で本番を迎えられます。

求人応募から内定後までの各種調整・交渉を代行

転職サイトからサポートを受ける場合は、面倒なスケジュール調整や交渉を自分でおこなう必要はありません。

多くの場合、転職サイトの担当者が応募から内定後の調整まで全て代行してくれるのです。

日頃忙しく自分で中々連絡を取れない不規則な勤務環境の方でも、無理なく転職活動を進められるでしょう。

また自分からはしにくい給与・労働条件の交渉もアドバイザーが代わりに行ってくれるので、希望は事前に担当者へ相談されることを強くおすすめします。

自分の代わりにアピールしてくれる

転職サイトの場合、選考の前後でコンサルタントが採用担当者へ自分を売り込んでくれます。

  • 選考前:推薦状による第三者目線のアピール
  • 選考後:採用担当者へのヒアリング・フォロー

推薦状には人柄やどのような理由でおすすめしたのかが書かれていますので、面接時よりスムーズに自分をアピールできるでしょう。

また本番で上手く伝えられなかった時には、コンサルタントから採用担当者へフォローを入れてくれくれるのもメリット。

施設・病院側へ後押しをしてくれるため、自己アピールが苦手な方も自信を持って本番に臨めるでしょう。

病院・施設の看護師転職サイト活用状況【企業アンケート】

転職活動の手段決めで注目すべきポイントは、転職サイト・転職エージェントの活用状況です。

集計結果によれば看護師の募集においてアンケート対象の病院では、7割以上の事業所が転職サイト・転職エージェントを活用していました。

アンケート結果から、「転職サイトを使わない方がいい」という思い込みがマイナであると分かります。

医療・介護分野における職業紹介事業に関するアンケート調査(厚生労働省集計結果)

(出典:医療分野の職業紹介について-厚生労働省

※サポートの付く転職サイト(転職エージェント)は、民間職業紹介事業に該当します。

ハローワークやナースセンターのみでは人材確保が思うように出来ず、民間の転職サイト・エージェントを頼りにしているのが現状です。

民間職業紹介事業者を利用する理由(厚生労働省集計結果)

(出典:医療分野の職業紹介について-厚生労働省

よって看護師の転職活動手段は、これらの実態に合わせて決めるのがベストです。
多くの事業所が転職サイトを使っていますので、看護師転職サイトの活用はチャンスを増やすことに繋がります。

アドバイス
転職活動では転職先の候補が多ければ多いほど、応募も増加し選考に進めるケースが増えます。

間接的な転職成功率アップが狙えるため、看護師転職サイトは転職への強力な足掛かりになるでしょう。

看護師転職サイトを使わない方がいい人・おすすめの人

デメリット・メリットを考慮し、看護師転職サイトを使わない方がいい人・おすすめの人を整理します。

使わない方がいい人おすすめの人
  • 転職したい応募先が決まっている
  • ごく狭い範囲で転職先を探している
  • 転職には半年以上じっくり時間をかけたい
  • どんな求人に応募すべきか分からない
  • 転職の悩みがある
    (キャリアの迷い・初めての転職で不安など)
  • 多忙で求人探しに手間をかける時間がない
  • 半年以内位には転職したい

※横にスクロールできます。

特定の勤務先のみ希望する方や、転職活動をマイペースに進めたい方は転職サイト以外の手段を選びましょう。
それ以外の方は、転職サイトの利用がおすすめです。

内定を勝ち取るために、まずは看護師転職サイトに相談してみることを推奨します。

その他看護師の転職活動手段・比較

看護師の転職活動における主な手段と特徴をまとめました。

手段求人数サポートメリットデメリット
転職サイト★★★★★★相談体制・サポート◎担当者のレベルが重要
ハローワーク★★☆★☆☆忖度なしのアドバイスブラック求人が混在
ナースセンター★☆☆★★☆看護師経験者へ相談可採用実績の観点で不安要素あり
直接応募※評価外※評価外競争率の低さ募集状況が分かりにくい
知人の紹介※評価外※評価外内定を貰いやすい断りづらい・辞めにくい

繰り返しになりますが、どのような転職手段にも利点・欠点が存在します。

各手段の特徴を比較して、転職活動の進め方を検討しましょう。

転職サイト(転職エージェント)

コンサルタント付きの転職サイトでは、転職活動のあらゆるサポートを無料で受けられます。

  • 転職に関わる悩み相談
  • 求人紹介
  • スケジュール調整・交渉
  • 応募書類の添削

コンサルタントが自分の希望に沿った求人をプロの目線で選んでくれるため、より自分に合った企業を紹介してもらえます。

特に転職活動が初めての方や、条件にこだわりのある方・忙しい方には大いに利用価すべきでしょう。

また「今の職場は辞めたいけれど、転職すべきか迷っている」という段階の方も相談に乗ってもらえるので、まずは話を聞いてもらうことをおすすめします。

ハローワーク(公共職業安定所)

ハローワーク(公共職業安定所)は国営の職業紹介機関です。

転職サイトのような民間の事業者と違い、行政のサービスなので公正・公平なサービスを受けられます。
また日本全国に拠点があるため、いつでも相談しやすい点も魅力です。

しかし求人の質は要注意ポイント。
ハローワークは無料で求人を掲載でき、転職サイトと比べると求人の審査基準は緩いと言われています。

ブラック施設・病院に警戒しつつ、別の手段と合わせて補助的に使うことをおすすめします。

ナースセンター

ナースセンターは日本看護協会・都道府県看護協会が「看護師の人材確保」を目的としている公営サービスです。

看護師経験者に相談できるのはメリットですが、求人数は物足りない印象が否めません。

採用実績を比較したところ、ナースセンター(2.3%)よりも転職サイトなどの紹介会社(21.0%)の方が実績で上回っているという結果が確認されました。
(参考文献:看護職員等の医療職採用に関する諸問題:アンケート調査の分析と考察

求人募集媒体としては今一歩な現状を加味すると、転職活動の主力手段としての活用はやや不向きでしょう。

ハローワーク同様にナースセンターはサブの役割、メインの手段で行き詰った際の保険として使うことをおすすめします。

直接応募・自分で探す

病院や事業所へ求人募集について問い合わせてみるのも、転職手段のひとつです。
特に希望の職場が明確な場合や、勤務希望地が限定的なケースでのメリットが見込めます。

手間がかかる点は否めませんが、求人サイトで募集をかけていない病院や施設は競争率の低さが魅力です。

ただしそもそも中途採用を募集中なのかが不明瞭であるのと、情報収集の点でも不利なのが大きなデメリット。

転職活動が難航する事態も想定されるため、直接応募のみでの転職活動はおすすめしません。

元同僚や知人の紹介(リファラル採用)

同業者・同業界の人脈が豊富な方は、友人や知人から紹介して貰うのも良いでしょう。
近年では様々な業種でリファラル採用を導入する企業が増えているので、大いに検討する価値があります。

知人の紹介で転職するメリットは、比較的内定が出やすい傾向にあること。
現職の方の強力な推薦付きで選考を進めるようなイメージですので、採用担当者の温度感も高まります。

ただし面接で合わないと感じても断りづらかったり、何らかの理由で退職したい時に言いだしにくいなどの大きな欠点があるのも事実です。

その後の人間関係にも影響が及びますので、きちんと考えた上で活用を決めるべき手段と言えるでしょう。

デメリットを回避する看護師転職サイトの選び方!

看護師の転職活動では以下のポイントを押さえて、転職サイトを選びましょう。

  • 看護師の転職支援に特化しているか
  • 求人数が多いか
  • 希望勤務地に対応しているか
  • 口コミ評判が多いか

これら選び方のポイントを重視し、信頼できる看護師転職サイトを厳選しました。

転職サイト名特徴
看護roo!転職活動中は一貫した手厚いサポートを受けられる
レバウェル看護12万件を超える求人を公開している
マイナビ看護師病院以外の求人も多数取り扱っている

看護師転職サイト選びに迷ったら、まず上記3社で転職相談してみることをおすすめします。

①看護roo!(カンゴルー)

看護roo!転職サポートのLP

(出典:看護roo!公式HP

求人件数約56,000件+非公開求人
拠点5ヶ所
連絡・面談方法電話・LINE・メール
運営会社株式会社クイック

※2021年11月の集計値

【看護roo!のおすすめポイント】

  • 履歴書・職務経歴書作りのサポート
  • 本番に備える面接対策あり
  • 施設見学が相談可
  • 転職後のアフターフォローあり
  • 常勤希望の方に特におすすめ

看護師転職サイトの中でも高い人気を誇る転職サイト看護roo!
47都道府県から集まった看護師求人を、約5万件以上掲載しています。

転職活動中は一貫した手厚いサポートを受けられるので、転職活動が初めての方・日頃忙しい方も安心です。

また多くの看護師から支持されているため、利用者数に比例し口コミ数も多いのが特徴です。
看護師転職では、登録必須の1社と言えるでしょう。

看護roo!公式サイト
https://www.kango-roo.com/career/

レバウェル看護

レバウェル看護LP

(出典:レバウェル看護公式HP

求人件数約124,900件+非公開求人
拠点11ヶ所
面談方法電話・LINE・メール・SMS
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社

※2021年11月の集計値

【レバウェル看護のおすすめポイント】

  • 求人が豊富で質に定評あり
  • 応募書類作成のサポートあり
  • 模擬面接形式での面接対策
  • 転職後フォローも対応

レバウェル看護は12万件を超える求人を公開しており、看護師転職サイトの中でも屈指の求人数を誇っています。

求人数以外の魅力的なポイントは、施設を訪問する担当者から直接具体的な情報を聞けること。

年間4,000回の職場訪問をおこない病院・施設との密接な関係を築いているため、退職者の退職理由等の求人票では分からない情報まで共有して貰えるでしょう。

また転職活動中のサポートについても、申し分ないレベルのため安心して利用できます。
求人を多数比較して転職先を探したい方へ、強くおすすめできる看護師転職サイトです。

レバウェル看護公式サイト
https://kango-oshigoto.jp/

マイナビ看護師

マイナビ看護師のLP

(出典:マイナビ看護師公式HP

求人件数約53,300件+非公開求人
拠点22拠点
面談方法対面・電話・メール・WEBツール等
運営会社株式会社マイナビ
【マイナビ看護師のおすすめポイント】

  • マイナビ看護師限定の独占求人あり
  • 履歴書・職務経歴書作成サポート
  • 希望に合わせた面接対策(模擬面接等)
  • アドバイザーによる面接同行の相談可

就活支援でも有名なマイナビによる、看護師専門の転職サイト「マイナビ看護師」
他職種・他業種の転職にも精通しており、病院以外の求人も多数取り扱っています。

マイナビ看護師最大の魅力は、大手だからこそ実現できる万全のサポート。
転職セミナーや相談会を定期的に開催していますので、相談しやすい環境が整っているのも特徴でしょう。

転職自体が初めて・転職が不安な方や、ブランクのある方も安心できる優秀な看護師転職サイトです。

マイナビ看護師公式サイト
https://kango.mynavi.jp/
 

看護師転職サイト利用の流れ・使い方のコツ

転職サイト登録後の利用の流れをご紹介します。
※転職サイトは原則無料で利用できます。

  1. 転職サイトに登録
  2. アドバイザーと面談
  3. 求人紹介・応募
  4. 選考
  5. 内定

転職サイト登録後は、転職サイトの担当者(コンサルタント)と条件のすり合わせをおこないます。

一通り話を詰めて求人を紹介して貰い、案件が気にいれば応募しましょう。
先方とのスケジュール調整・諸連絡は、担当者が代行してくれるので複数社同時に応募する際も安心です。

書類・面接選考の結果は担当者から共有されます。
内定が出たら、在職中の方は速やかに現職での退職交渉をおこなって下さい。

退職にまつわるサポートを行ってくれる転職サイトも多いので、不安な方は事前に相談しておきましょう。

看護師転職サイトの利用時のポイント

看護師転職サイトを利用する際は、以下に注意するとより効率的に転職活動が行えます。

※横にスクロールできます。

しっかりとチェックしてから、賢く転職サイトを利用しましょう。

看護師転職サイトは複数登録(掛け持ち)する

看護師転職サイトは一つに絞らず2~3社ほど複数登録しましょう。
転職サイトごとに異なる求人を保有しているため、掛け持ちすれば応募先の選択肢を増やせます。

また担当者との相性がイマイチな際も、すぐにメインの転職サイトを切り替えられるためリスク対策にも役立つことでしょう。

併用する転職サイトの選び方は、信頼性の高い看護師転職サイトで紹介したサイトで組み合わせてみて下さい。

転職希望時期は直近2~3ヶ月以内で回答

転職希望時期は、可能であれば2~3ヶ月以内と答えるようにしましょう。

多くの施設・病院は看護師転職サイトに対し、優秀な人材の素早い確保を期待して依頼しています。
また優良求人を紹介しても、転職して貰えなければ転職サイト側には何の利益もありません。

よって施設・病院の意向も踏まえ本気で転職を考えていそうな直近希望の方が、転職サイトでは歓迎されやすいのです。

転職サイトの仕組みが有利に働くよう、転職への積極的な姿勢を見せると良いでしょう。

転職動機・経歴スキル・希望条件は正直に話す

話した転職動機などの内容がそのまま応募先に伝わることはないため、転職コンサルタントには正直に打ち明けましょう。

仮に残業を減らす目的で転職したい方が「キャリアアップが目的」と希望してしまうと、本心とは違う求人ばかり紹介されてしまう可能性があります。

転職後のミスマッチなど転職失敗を回避するためにも、どのような理由だろうと嘘偽りなく伝えることが望ましいです。

転職に後悔しないためにもコンサルタントとの面談の主旨を正しく理解し、上手に活用して下さい。

担当者との相性を見極める

看護師転職サイトでは、転職コンサルタントの力量がサービスの質に影響します。
満足のいく転職を叶えるためにも、自分に合う担当者かどうかしっかりと見極めるのがおすすめです。

優秀なコンサルタントか見抜くポイントは以下の通り。

  • 知識・経験は十分か
  • 提案された求人やアドバイスは的確か
  • レスポンスは早いか

「連絡がこないまま…」「トラブルになりそう」など改善されない場合は、担当変更を検討して下さい。

担当者変更は電話やメール1本でできるので、気軽に別のコンサルタントに交代してもらいましょう。

重複応募をしない

看護師転職サイトを同時に複数使う場合でも、求人1つにつき応募は1回までに留めましょう。
重複応募は、転職活動のマナー違反と言われています。

応募を経由する転職サイト自体は選考結果に影響しないため、結果は変わらないです。
加えて、採用担当者の書類選考作業の負担になることが想定されます。

複数看護師転職サイトを利用する場合は、きちんと応募先企業とスケジュールを管理しておきましょう。

推薦文は必ず確認する

コンサルタントが応募先へ提出する推薦文は、必ず事前に確認しましょう。

推薦文にはコンサルタントから見た人物像や、推薦する理由などが書かれています。
事前確認しておけば、面接時の質問予想やアピールポイントのすり合わせが可能です。

またレベルの低いコンサルタントは、求職者の職務経歴書からコピペで済ませてしまうことも。
推薦文は内容修正を依頼できますので、リスク対策としても効果的です。

「面接対策のため推薦文を共有してもらえますか?」と一声かけて見せてもらいましょう。

看護師転職サイトは使わない方がいい?まとめ

看護師転職サイトを使わない方がいいかは、人それぞれ。
ですが信頼のおけるサイト選びを怠らなければ、多くの方にとってメリットが見込める転職活動の手段です。

信頼性の高い転職サイトを活用し、理想の転職を叶えましょう。

【このサイトの運営者情報】

運営会社株式会社hitocolor
設立 2016年4月12日
代表取締役鈴木けんすけ
本社所在地〒105-0003
東京都港区西新橋2-39-8 鈴丸ビル7階
支社所在地高知支社
〒781-5232
高知県香南市野市町西野2217-1
資本金10,000,000円
事業内容求人広告代理店事業
有料職業紹介事業
自社メディア・コンテンツ運営
許認可番号有料職業紹介事業許可番号】13-ユ-310482
労働者派遣事業許可番号】派 13-314487
プライバシーマーク登録番号】第21004576(01)号