保育士におすすめの転職エージェントランキング11選｜口コミ評判・体験談から比較

保育士が次の職場を探す際、転職エージェントの利用を検討することもあるでしょう。

ただ数が多く志望動機や転職理由に合わせて、適切な転職エージェントを選ぶことが難しいとの声も多く挙がります。

そこで本記事はおすすめの転職エージェントを、志望動機別に詳しく解説していきます。

この記事の監修者

【当記事の監修者情報】

株式会社hitocolor
代表取締役社長 　鈴木けんすけ

2016年9月、株式会社hitocolorに参画。2020年4月より、代表取締役社長に就任。

「働くことにワクワクする社会」を追求し、
求人広告代理店事業・有料職業紹介事業の展開、転職サイト・自社オウンドメディア運営など、人材に関わるさまざまなサービスを提供している。

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【経歴】

1980年（昭和55年）　神奈川県出身
2000年4月　株式会社アールケイエンタープライズに入社
2006年2月　個人事業主としてBtoC事業運営
2012年3月　KDDI株式会社に入社
2016年9月　株式会社hitocolorに参画
2017年6月　同、執行役員に就任
2018年4月　同、取締役に就任
2019年4月　同、常務取締役に就任
2020年4月より、当企業代表取締役社長に就任。

＞＞監修者詳細ページはこちら

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【会社HP】
株式会社hitocolor

保育士転職エージェント一括比較表

※横にスクロールできます。

各社非公開求人を保有しているので、実際の選択肢の多さは利用してみないとわかりません。
優良な案件から選択肢を増やしたい方は、転職サイトを複数利用するのがおすすめです。

保育士転職エージェントおすすめランキング11選【口コミ評判あり】

ランキングは「求人数・求人の質・サポート体制・利用者の口コミ評価」を元に作成していますので、ぜひあなたに合った転職サイトを選んでみて下さい。

1位：保育士ワーカー

（出典：保育士ワーカー公式HP）

保育士ワーカーはトライトキャリアが運営する、保育士転職エージェントです。

保育士ワーカーは上記の表どおり、業界トップクラスの公開求人数が特徴です。

保育士だけでも常時3万件を超える求人が公開されているため、希望に合わせて多くの事業所を比較できます。

また専任のコンサルタントが担当してくれるため、希望条件を伝えるだけで多くの求人の中から精査された提案を受けることが可能です。

様々な事業所を比較したい方は、保育士ワーカーの利用を推奨します。

2位：しんぷる保育

（出典：しんぷる保育公式HP）

しんぷる保育は2019年設立と、新鋭のSimple株式会社が運営するサービスです。

しんぷる保育の特徴はコンサルタントからのサポートと、ホームページ上にある多彩なコラムです。
書類作成の補助や面接対策、内定後に問題があった時のフォローなど支援内容は多岐にわたります。

普段業務が忙しい保育士は、効率よくサポートを利用すると良いでしょう。
また保育士に必要なスキル、家賃補助の獲得方法などお役立ち情報が満載です。

転職時、特に対策や情報収集に力を入れたい保育士はしんぷる保育士を利用してみて下さい。

3位：ほいく畑

（出典：ほいく畑公式HP）

ほいく畑は1999年リリースと、歴史のある転職エージェントです。

ほいく畑は未経験OK求人が2,400件、ブランク歓迎求人が3,200件とハードルの高くない求人の多さが魅力です。

また週3~4勤務OKの求人など、正社員以外の選択肢が非常に広い特徴があります。
パートや派遣、アルバイトとしての働き方を希望する保育士にもおすすめです。

さらにライフイベントやキャリアビジョンの変化から、ワークライフバランスを重視する保育士も利用しやすいでしょう。

4位：せんとなび保育

（出典：せんとなび保育公式HP）

せんとなび保育は保育・看護・介護に特化した事業を展開するセントスタッフ株式会社が運営するサービスです。

せんとなび保育は、「保育のお仕事は好きだけど職場の人間関係に不満がある」「負担が多いのに給与が安い」といったお悩みをお持ちの保育士さんに特におすすめの転職サービスです。

多くの保育士さんが抱える人間関係のお悩みも、現場経験豊富なスタッフが間に入り就職後のサポートまで対応してくれます。

またせんとなびの求人は業界トップレベルの給与水準で厳選されており、転職で給与アップを叶えたい方にもぴったりです。

幅広い働き方に合わせてコンサルタントが求人を紹介してくれるので、働き方・給与・条件面を重視した転職活動を行いたい方はまずはせんとなび保育に無料登録してみましょう。

せんとなび保育公式サイト
https://st-navi.jp/hoiku/

5位：保育士バンク

（出典：保育士バンク公式HP）

保育士バンクは人材系ベンチャー企業のネクストビートが運営するサービスです。

保育士バンクは以下の6部門でNo.1を獲得した実績を持つ、優良エージェントです。

特筆すべきは「お客様満足度」「信頼できる」の2点で、保育士バンクのコンサルタントのレベルの高さを表しています。

保育士の退職理由として2番めに「給料が安い」と挙がっていますが、保育士バンクのコンサルタントは年収交渉が上手いです。

希望している金額より上回る給与を引き出すケースもあります。
転職が初めてであったり、不安が多くサポートが必要な保育士は保育士バンクがおすすめです。

保育士バンク公式サイト
https://www.hoikushibank.com/

6位：マイナビ保育士

（出典；マイナビ保育士公式HP）

マイナビ保育士は人材業界大手のマイナビが運用する転職エージェントです。

マイナビ保育士は非常に歴史の長いサービスで、多くの利用者から高い評判を集めています。
また利用者だけではなく、事業所もマイナビに対しては大きな信頼を寄せていることも特徴です。

そのため他の転職エージェントでは取り扱いのない、マイナビ独占求人や優良求人が多く取り扱われています。

コンサルタントの質も高く、転職サポートの高いレベルで受けることが可能です。

自力で求人を調べるもののなかなか良い求人が見つからないときは、一度マイナビ保育士の独占求人も確認してみて下さい。

7位：キララサポート保育

（出典：キララサポート保育公式HP）

キララサポートは1991年リリースと、極めて歴史の長い転職エージェントです。

キララサポートは歴史が長く、利用者と事業所双方から高い信頼を集めるサービスです。

ベテランコンサルタントが多いことから、支援内容の質が高く利用者に合わせ適切なサポートを行っています。

保育士特有の悩みや転職ポイント、注意点など様々な転職成功の情報を教えてもらうことが可能です。

また電話以外メールやLINEで面談を行うことができるため、時間があまり取れない忙しい保育士も空き時間で上手く利用できるでしょう。

8位：ジョブメドレー保育士

（出典：ジョブメドレー保育士公式HP）

ジョブメドレー保育士は、メドレーが運営する保育士向け転職エージェントです。

利用者満足度92％を誇るジョブメドレー保育士は、詳細な希望条件で求人検索できる点が強みです。

最大の特徴として保育士のプロフィールを見た事業所から、直接オファーメールを受け取れます。

すでにプロフィールを見て希望を持った事業所から連絡が入るため、書類選考をスキップしすぐに面接に移るケースも少なくありません。

事業所からスカウトが来ている時点で「自社にほしい」と思われているため、転職成功の確率も高いです。

スキルや実績に自信のある保育士であれば、多くのオファーを受け取れるでしょう。

9位：ジョブデポ保育士

（出典：ジョブデポ保育士公式HP）

ジョブデポ保育士はwith Career株式会社が運営する、保育士向け転職エージェントです。

ジョブデポ保育士の取り扱う求人の約8割は非公開求人ですが、その中には給与が高かったり休みが多かったりと優良事業所が多いです。

そのためジョブデポ保育士を利用する際はカウンセリングに力を入れ、自分の希望に合う求人を提案してもらえるようにすると良いでしょう。

また厚生労働省認可の人材派遣事業所のため信頼性も高く、安心して利用できます。

非公開求人に優良事業所が多いことから、面談の時間をしっかり確保できる保育士はスムーズにジョブデポ保育士を使いこなせるでしょう。

10位：ヒトシア保育（旧：保育ひろば）

（出典：ヒトシア保育（旧：保育ひろば）公式HP）

ヒトシア保育はネオキャリアが運営する、保育士転職エージェントです。

ヒトシア保育では保育士向けに事業所を集め、転職フェアを行っています。

保育士の退職理由として人間関係の問題が上がりますが、直接転職フェアに行くことで事業所の雰囲気も把握できるでしょう。

（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

また転職フェアでは質問コーナーも設けられているため、疑問を解決できる点も魅力です。
現在の職場で人間関係に悩んでいる保育士は、ヒトシア保育の転職フェアも利用してみて下さい。

11位：保育求人ガイド

（出典：保育求人ガイド公式HP）

保育求人ガイドは、株式会社アスカが運営する転職エージェントです。

保育士求人ガイドは海外求人を取り扱っている点が大きな特徴で、グローバル人材を目指すヒトにとっては心強いパートナーとなるでしょう。

また全国各地に拠点を構えていることも大きな強みで、地方に住んでいても対面で手厚いサポートを受けることが可能です。

地方に住んでいるため他のエージェントではオンラインでしか面談を受けられずにな悩んでいる保育士は、保育士求人ガイドを一度利用してみるのも良いでしょう。

【目的別】保育士におすすめの転職エージェント

保育士が転職を考えた際、志望動機によりおすすめの転職エージェントは変わってきます。

それぞれの志望動機に合わせた解説を以下に記載していますので、自分の状況に合わせて参考にして下さい。

未経験業種に挑戦したい方におすすめの転職エージェント

（出典：保育士ワーカー公式HP）

保育士から幼稚園や、その逆のように業態を変えるのであれば取り扱い求人が多い保育士ワーカーがおすすめです。

幼稚園教諭の取り扱いが2,400件を超えるなど、業界でもトップクラスの求人数があります。
また業態を変えるのであればそれぞれの業界研究や、合わせた志望動機が必要になるでしょう。

保育士ワーカーのコンサルタントは多様な求人を提案しているため、それぞれの業界に適した志望動機の固め方や面接のポイントを抑えています。

そのため未経験業種を目指す保育士は、様々なジャンルを取り扱い適切なサポートを行う保育士ワーカーと相性が良いです。

キャリア相談をしたい方におすすめの転職エージェント

（出典：保育士バンク公式HP）

転職やキャリアビジョンに関して不安があり相談相手が必要な保育士は、保育士バンクがおすすめです。

保育士バンクは「信頼できるNo.1」を獲得しています。

保育士バンクのコンサルタントは転職成功はもちろん、中長期的に保育士のキャリアビジョン全体を考慮した提案を行っている点も特徴です。

そのため直近の転職だけではなく、将来自分がどういう保育士を目指すべきかと長期スパンでの悩みがある保育士は保育士バンクを利用してみて下さい。

保育士バンク公式サイト
https://www.hoikushibank.com/

復職したい保育士におすすめの転職エージェント

（出典：ヒトシア保育（旧：保育ひろば）公式HP）

出産や結婚などで一度保育士を離れたものの復帰したい保育士は、ヒトシア保育も視野に入れてみて下さい。

ヒトシア保育は全国各地に拠点があるため、地方に住んでいても対面でのサポートを受けられます。
また定期的に転職フェアを行っているため、実際に働いている保育士と交流を持つ機会も多いです。

復職に不安があれば実際の保育士からリアルな現場の声を聞いて、転職後のシュミレーションをするとよいでしょう。

事前にリアルな声を聞くことで、復職後にイメージと違いギャップを感じることを未然に防げます。

非正社員勤務を希望する方におすすめの転職エージェント

（出典：ほいく畑公式HP）

パートやアルバイト、派遣保育士を視野に入れている人はほいく畑がおすすめです。
ほいく畑は他のエージェントと比較し、パート・アルバイトの求人が多いため選択肢が広がります。

また週3から勤務OKの事業所の取り扱いが多い点も特徴です。
そのためワークライフバランスを優先させた働き方も実現できます。

ライフスタイルの変化などで非正社員を考えている保育士は、ほいく畑もおすすめです。

保育士から異業種へ転職したい方におすすめの転職エージェント

（出典：リクルートエージェント公式HP）

保育士から異業種の転職を目指すのであれば、リクルートエージェントのような総合転職エージェントがおすすめです。

前述で紹介した転職エージェントは保育士転職に特化したものなので、一般企業での営業や企画といった求人を取り扱っていません。

一方のリクルートエージェントは総合転職サイトの中でも求人数が38万件を超えていたり、コンサルタントが多業種の知識を保有している特徴があります。

そのため異業種への転職を考えるのであれば、取り扱い求人数がトップクラスのリクルートエージェントが良いでしょう。

リクルートエージェント公式サイト
https://www.r-agent.com/

保育士が転職エージェントを使う6つのメリット

保育士が転職の際にエージェントの利用をおすすめする理由として、以下の6つのメリットが挙げられます。

それぞれの理由について、詳細を解説していくので参考にして下さい。

キャリア相談ができる

まず第一に、転職エージェントを利用することでキャリア相談ができる点が挙げられます。

保育士全体の25％以上が働く際にキャリアアップを気にしており、まずは自分自身のキャリアビジョンを固めることが重要です。

（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

もちろん自分自身明確に実現できそうなキャリアビジョンがあれば良いのですが、第三者の意見が必要な際はプロである転職エージェントが役に立ちます。

毎年何人もの保育士の転職を実現させていることから、転職エージェントを利用することでキャリアに対して適切なアドバイスを受けられるでしょう。

非公開求人へ応募できる

次に転職エージェントに登録した人のみが利用できる、非公開求人も大きな利点です。

特に保育園や幼稚園は求人を公に出すと、保護者へ不安を与えてしまうことから非公開求人を多用する傾向にあります。

ただ非公開求人は自力で入手できないため、転職エージェントへの登録は必須です。

優良事業所の募集を見逃さないためにも、転職先を探す際は転職エージェントへ登録し非公開求人もチェックするようにして下さい。

履歴書・経歴書添削が受けられる

必要書類を提出する前に、プロの目線で添削を受けられることは大きなメリットです。

特に保育士は園児の相手をしつつ、保護者との連携も取らなければなりません。

常時人と接する職種のため、事業所ごとに求める人柄や保育士像といったマインド面は多岐にわたります。

そのため書類選考を突破するには各事業所の傾向や、求める人物像を把握することが重要です。

転職エージェントは保育士以外に事業所との連携も取っているため、それぞれどの様な保育士が必要化把握しています。

情報を持つコンサルタントから添削を受けることで、書類選考突破率は大きく上がるでしょう。

面接通過のためのサポートが手厚い

書類以上に大事になるのが面接ですが、常に人と接する保育士の場合面接における第一印象は極めて重要です。

しかし自分自身では面接時の振る舞いや細かな癖、受け答えをしている姿はそう簡単にわかりません。

転職エージェントの面接対策を利用することで、第三者の目線から自分の面接に対してフィードバックを受けられます。

一人ではわからない部分を客観的に見てもらうことで、面接本番のレベルも上がることでしょう。

入職前に年収交渉が入る

保育士の平均年収が363.5万円と、全職種平均の500.7万円を大きく下回っていることから転職後に年収UPを希望する保育士も多いでしょう。

（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

ただ自分で年収交渉がうまくできなかったり、気まずいと感じる保育士もいるのではないでしょうか。

そんな時は転職エージェントへ年収交渉の代行の依頼を推奨します。

転職エージェントは年間何人もの年収交渉を代行していることから、成功率も高いです。

年収UPの確率が高くなる点は、転職エージェントを利用する大きなメリットとなります。

保育士転職エージェントのデメリット

推奨する理由が多数ある転職エージェントですが、一方で一定のデメリットもあります。

それぞれの対応方法を以下で解説しているので、参考にして下さい。

連絡がしつこいことがある

まずはじめに、全コンサルタントではないものの稀に連絡がしつこいケースもあります。

電話を何度もかけてきたり、大量のメールを送られると良い気もしないでしょう。

もしも連絡がしつこい場合、まずは転職スケジュールを再度共有して下さい。

希望の入社時期を再度確認することで、適切な頻度で連絡をしてくれます。

もしも再度共有しても改善が見られない際は、担当者を変更してもらうよう運営会社へ連絡して下さい。

強引に求人を勧められることがある

次に希望条件と異なる求人を強引に勧めてくるコンサルタントも稀にいます。

強引な勧誘の理由は、上記のパターンがほとんどです。

事前に面談をしているにも関わらず、希望を無視した求人紹介をするコンサルタントは自己都合を優先してるケースが多くあります。

保育士の希望を無視したコンサルタントにサポートをしてもらっても転職成功の確率は低いため、運営会社へ連絡し担当者を変更してもらって下さい。

保育士転職エージェントを利用する流れ

保育士が転職テージェントを利用する際、以下のような流れが発生します。

それぞれの詳細とポイントを解説していくので、断行にして下さい。

1：登録・面談日時の調整

まず最初に登録後、担当コンサルタントとの面談日時を決めます。

エージェント側も採用を成功させて報酬を得るビジネスモデルなため、転職意欲が高い保育士に優先して魅力的な非公開求人をどんどん紹介します。

そ転職意志があることを示す意味で、なるべく早く面談を組んでもらうようにして下さい。

特に人気の高い事業所はすぐに募集が終わってしまうため、はやめの行動が転職成功に直結します。

2：面談・求人紹介

次のステップは実際の面談で、ここでの目的はマッチする求人を紹介するための準備です。

特に保育士の転職理由は職場の人間関係や給料、仕事量や残業と多岐にわたります。

そのため面談で転職理由や希望条件、志望動機を共有することは極めて重要です。

その後ヒアリング結果をもとに求人紹介を受け、気に入ったものがあれば実際に応募をし選考が始まる流れとなっています。

3：応募書類の添削～書類選考

転職エージェントを利用する際、応募前に書類の添削を受けられます。

求める保育士像が各事業所ごとに異なることから、それぞれに合わせた志望動機や対策が必要になるでしょう。

また保育士の求人倍率が2.18倍と高いものの、極端な売り手市場ではありません。

（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

そのため最初の関門となる書類選考は、他の職種に比べても重要です。

第三者の目線でプロの添削を受けることで、書類選考の突破率も高まるため積極的に依頼するようにして下さい。

4：面接対策～面接

書類選考のあとは、実際の面接のステップです。

転職エージェントでは面接本番前に練習や対策をサポートしてくれます。

子供や保護者、先生同士の連携が必要な保育士の場合面接の第一印象は重要です。

本番緊張せず自分の人柄をアピールするためにも、事前の面接対策は依頼することを推奨します。

第三者の目線で自分の姿を見てもらうことで、自分で気づかない振る舞いや癖など改善点を把握することが可能です。

5：条件交渉・入職後のアフターフォロー

最後に年収交渉や入社後のフォローを受けられます。

保育士の平均年収が363.5万円と、全職種平均を下回っていることから年収にこだわりを持って転職活動をする人も少なくありません。

（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

年収交渉の実績があるコンサルタントの場合、依頼することで自力での交渉よりも成功率が高くなります。

そのため年収を上げて収入を増やしたいのであれば、転職エージェントを利用し年収アップに関する支援を受けるとことは必須事項でしょう。

保育士転職エージェントの活用方法|転職成功のコツ

保育士が転職エージェントを利用する際、以下の4つのポイントを抑えることで失敗を防げます。

それぞれ詳しく解説していくので、以下の情報を参考にして下さい。

施設見学を行う

まず第一に職場見学はマストです。

保育士の転職理由第一位は人間関係ですが、こればかりは実際の事業所に入らないとわかりません。

（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

ただ職場見学を事前に行うことで、事業所の雰囲気をなんとなく把握することは可能です。

事業所見学の際は目の前の状況以外に、少し遠くにいる保育士同士の連携や先輩後輩の関わり方に意識して下さい。

目の届きづらいところほど人間関係のトラブルは起こりやすいため、見学者向けによく見せられた現状よりも一歩奥を見るようにしましょう。

求人票外の業務内容は必ず確認する

次に求人票以外の業務内容の確認は欠かせません。

転職理由の第3位に保育士の仕事量が多いこと、次に労働時間が長いことが挙がっています。

（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

月給表記が30万円と高いと思っても、実際の労働料と残業時間次第で時給換算すると前職を下回るケースも少なくありません。

そのため求人票以外にどの様な業務があるのか、実際の労働時間はどれくらいかのチェックは必ず行って下さい。

相性の悪いコンサルタントは「担当者変更」で対応

稀に相性や質が悪いコンサルタントが担当になるケースもあります。

せっかくプロのアドバイスを活用したいところ、相性が良くないコンサルタントから支援を受けても転職の成功率は高くなりません。

もしも相性が良くない場合、運営会社へ連絡を一本入れることで担当変更が可能です。

コンサルタントも担当変更は慣れていることなので、相性や質が悪いと感じたときはすぐに交代を申し出ましょう。

保育士転職エージェントは2～3社掛け持ちする

最後のポイントが最も重要で、転職エージェントは複数利用するようにしましょう。
前述で触れた非公開求人は各エージェントごとに異なります。

またコンサルタントとの相性も重要ですが、自分と合う人がすぐに見つかることも珍しいケースです。

そのため2~3社利用して条件の合う求人があるか・相性の良いコンサルタントはいるかなど、比較検討しながら見つけていくといいでしょう。

保育士の転職｜履歴書の志望動機の書き方は？

保育士が転職をする際、志望動機別に書類の作り方が変わります。

それぞれ志望動機別に例文を交えて解説していくので、参考にして下さい。

保育園・幼稚園教諭への転職の志望動機例

まず同業への転職は最も多い選択肢で、全体の33,4％は別の事業所へ転職します。
（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

そのため同業への転職では、以下のポイントを抑えることが必須です。

まず第一に明確な差別化した理由がなければ人事は「他の保育園で良いのでは？」と思うでしょう。
また人気の高い事業所の場合多くの応募者がいることから、相対的に難易度が高くなります。

そのためライバルに負けないよう、自分の長所を最大限アピールして下さい。

面接での自己PRの例文

保育士から一般企業への転職の志望動機例文

次に保育士を辞めて一般企業へ転職する際は、志望動機としては以下のポイントを抑えて下さい。

保育士は収入が高くなく労働環境が過酷なため、志望動機が「逃げた」といったネガティブにならないように注意してください。

また中途入社は新卒と違い、あくまで戦力としてカウントされます。
そのため未経験からの挑戦でも、受動的に研修や教育をあてにしてはいけません。

保育士時代で培ったコミュニケーション能力や相手のニーズを把握する力など、他業種で活かせるよう具体的なエピソードを用意して下さい。

面接での自己PRの例文

保育士の転職事情

保育士の転職事情に関しては、以下のような特徴が挙がっています。

それぞれ厚生労働省のデータをもとに分析結果を記載しているので、確認して下さい。

保育士の平均転職回数は？

最初に保育求人ガイドを運営する株式会社アスカのリサーチによると、転職回数は2~3回が平均です。

（参考：保育士くらぶ「転職回数の多い保育士は不利？【保育士の転職回数平均・転職のコツ】」より）

そのため転職が3回以内の保育士は、次の転職先を探すことが難しくありません。
ただ4回以上になると難易度も上がるため、転職回数が多い理由を説明できるよう準備が必要です。

ネガティブな理由を避けて転職回数が多く様々な事業所を経験したからこそ得たスキルなど、自分にしかない長所をアピールするようにして下さい。

保育士の転職理由で多いものは？

次に保育士の転職理由は、以下の通りの結果となっています。

上位4つを見てみると、保育士自身ではどうにもできない外的要因がほとんどです。

ただ転職の際に志望動機を上記の通りに書くと、前職を悪くいう形になったり逆境から逃げたと捉えられるので注意が必要です。

志望動機はあくまでポジティブなものや、自分自身の成長といった前向きなものに変換し人事へマイナス印象を与えないように注意して下さい。

中途採用保育士の有効求人倍率は？

保育士の求人倍率が2.18倍と全職種の平均よりは高いです。
（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

つまり保育士1人に対して、人がほしい事業所が2件以上という計算になります。
売り手市場ではあるものの、極端に保育士の転職が有利というわけではありません。

そのため転職を成功させるためには徹底した事前対策や志望動機の確率は必要です。

もしも自力で準備が難しければ、相性の合う転職エージェントをいくつか利用することを推奨します。

保育士の平均年収は？

保育士の平均年収が363.5万円と、全職種平均の500.7万円と比較しても約150万円近く低いです。
（参考：厚生労働省「保育士の現状と主な取組」より）

加えて労働時間が長いことから、時給換算するとアルバイトよりも低いケースも珍しくありません。
多くの保育士が転職をするのであれば、年収を上げたいと思っているでしょう。

年収を上げるためには保育士の実績を正当に評価したり、人気が高く園児が多く経済的に余裕のある事業所を選ぶことがポイントです。

ただ事業所の経営面まで把握できない場合は、保育園や幼稚園の内部事情を把握している転職エージェントの利用を推奨します。

保育士の転職失敗談｜体験談から学ぶ後悔しないコツ

保育士が転職を成功させるためには、実際の失敗談から学ぶ必要があります。

それぞれの失敗談に加え、予防策を解説していくので参考にして下さい。

教育制度がない職場に転職してしまった失敗談

まず最初は経験が浅いものの、転職先で研修がなかったケースです。

転職時に経験が浅くスキルが未熟な場合、教育制度が整っていないと転職後にキャッチアップが難しいです。

そのためまずは求人票を確認し、研修や教育制度の有無を必ず確認して下さい。
また園児の人数と保育士の比率を確認し、人が足りていない事業所は注意が必要です。

保育士が忙しく新人研修に割く時間がないケースもあるので、人手と時間に余裕のある事業所を選びましょう。

転職先の人間関係が悪かった失敗談

次に転職後に、保育士同士の関係性が良くなかったケースが挙がります。

保育士が転職をする理由として最も多い人間関係は、多くの人が転職後に困っている内容の1つです。

ただ人間関係は求人票だけでは把握できないため、実際に入社してみないと実態が見えないでしょう。

そのため事業所の情報に詳しい転職エージェントを利用し、求人票以外の内部情報を事前に共有してもらうことを推奨します。

保育士から一般企業へ転職して後悔した失敗談

最後は保育士を辞め、全く違う業界へ転職したものの失敗したケースです。

保育士の退職理由として人間関係や年収の低さ、仕事量の多さが挙がっています。

つまり上記3点の悩みを避けられるような職種へ転職することで、転職成功の確率を高めることが可能です。

もちろん自分のスキルを活かせる転職先を選択することも重要ですが、同時に同じ様な悩みが発生しない職種を選ぶようにしましょう。

保育士からの転職おすすめ職種ランキングTOP3

保育士が未経験から挑戦するのであれば、以下の3つの職種がおすすめです。

それぞれ特徴を解説していくので、確認して下さい。

1位：事務職

まずはじめに事務職ですが、企業選び次第では残業が少なく定時上がりが可能です。

サービスの相手が法人の場合、取引先の営業時間に合わせて事務の役割も連動するためよる６時以降の業務はあまり発生しません。

また特別な資格が必要ないため、未経験からでも挑戦しやすい職種といえます。
そのため長時間労働に不満がある保育士へは、事務職への転職がおすすめです。

2位：営業職

次におすすめな営業職ですが、実力次第ではインセンティブなどで高収入を目指せます。

評価基準が売上によって決まる営業職の場合、年次に関係なく利益を出せばボーナスやインセンティブが増えるため収入アップの実現が可能です。

また営業先では対人スキルやコミュニケーション力が必要なため、保育士時代に培ったスキルも発揮できるでしょう。

そのため収入を上げ豊かな生活を目指す保育士は、営業職も選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

3位：コールセンター

最後におおすすめなのはコールセンタースタッフで、基本的に自分の仕事に集中できる職種です。

主な業務内容が電話口でのお客様対応なので、チームのメンバー同士で連携を求められるシーンが多くありません。

また電話口での対話力が必要となるため、普段園児や保護者とコミュニケーションを取っている保育士はすぐに活躍できるでしょう。

人間関係に疲れて転職先を探している保育士は、コールセンターもおすすめです。

保育士転職エージェントにまつわるQ&A

転職エージェントを利用する保育士から、以下のような質問がよく挙がっています。

それぞれ自分が気になる質問を、以下の解説で確認して下さい。

保育士転職エージェントの転職フェアには参加するべき？

転職フェアは以下のようなメリットがあるので、可能であれば積極的に参加して下さい。

労働時間が長かったり仕事量が多い保育士の場合、転職活動に時間を避けないケースも珍しくありません。

しかし転職フェアに参加すると、１度に多くの事業所を把握できます。

また転職理由として多く上がる人間関係に関しては、実際の保育士を見ないと判断が付きづらいでしょう。

転職フェアに参加している事業所の保育士を見ることで、人間関係の良し悪しを事前に判断することにも繋がります。

転職エージェントと転職サイトの違いは？

転職エージェントと転職サイトの違いは、大きく分けて以下のとおりです。

決定的な違いはコンサルタントから受けるサポートの有無です。

転職エージェントでは登録後に専任のコンサルタントが付き、プロの目線でアドバイスを受けられます。

また非公開求人や独占求人など登録することで得られるメリットが多いです。
短期転職に向いているため、平均して転職期間は３ヶ月ほどとなっています。

一方の転職サイトはコンサルタントは付かないものの半年以上かけて転職ができるため、ゆっくりと慎重に転職をしたい人におすすめです。

正社員以外の求人紹介も受けられる？

結論からいうと可能です。

転職エージェントによっては派遣やアルバイト、パート求人の取り扱いに強みを持っているサービスもあります。

もしも正社員以外の雇用形態を望むのであれば、ほいく畑のようなパート・アルバイトの取り扱いが多い転職エージェントを利用しましょう。

転職エージェントの面談時の服装・持ち物は？

カウンセリングの際、服装と持ち物は以下を参考にして下さい。

基本的にはスーツで行けば間違いはないですが、保育士の場合普段スーツを着ないため持っていないケースもあるでしょう。

その場合上記のような清潔感のある服を選び、TPOに合わせたものを選択してください。
また面談時に希望条件のすり合わせや経歴の確認も行います。

事前に書類を作成しておくことで、当日の面談がスムーズに進むため用意して置くと良いでしょう。

転職エージェントは相談だけでも利用可能？

転職をするか迷っている段階でも、転職エージェントへ相談が可能です。

登録することで非公開求人やプロのサポートを受けられるうえ、利用料は無料なので転職を考え始めた段階で登録するとよいでしょう。

相談後に転職をしたいと思えばそのまま利用をおすすめします。

もしも時間が必要であればその旨を伝えると対応してくれるので、一度登録してみると良いでしょう。

保育士の転職｜転職エージェントを使えば怖くない！

保育士が転職を成功させるためには、転職エージェントを上手く利用しミスマッチを防ぐことが重要です。

特に人間関係や実際の仕事量などは一人で判断することが難しく、内部事情に精通した転職エージェントは頼りになる存在といえます。

これから転職を検討している保育士は2~3社転職エージェントを利用してみて、自分と相性の合うサービスを探して下さい。

適切なサポートを受けることで、理想の転職を叶えられるでしょう。